過去の山行記録:塩見岳・荒川三山縦走(2024年8月)

過去の山行

※この山行は過去の記録(2024年8月)です。


行動スケジュール

1日目(2024/8/11・日)
14:08 鳥倉登山口 → 17:04 三伏峠小屋 → 17:08 三伏峠小屋(泊)
(合計 4時間29分・距離 5.4km・登り975m / 下り171m・休憩1時間7分)

始発の電車とバスを乗り継いで鳥倉登山口に到着。
三伏峠小屋までの登りが、なぜかやたらとしんどかったのを覚えています。

小屋に着いてテントを張ろうとしたら、テント場はすでにいっぱい。小屋の人に無理やり張れそうな場所を案内してもらったのですが、ここで事件発生――なんとテントポールを忘れていました…。

相方が個室を予約していたので同じ部屋に泊まれましたが、もし予約がなかったらどうなっていたのか…。初めてのポール忘れにショックを受けつつ、「この先、ただの荷物と化したテントを担ぐのか」と複雑な気持ちで眠りました。


2日目(2024/8/12・月)
5:16 三伏峠小屋 → 8:35 塩見小屋 → 10:00 塩見岳(西峰) → 10:42 塩見岳(東峰) → 11:47 塩見小屋 → 15:38 三伏峠小屋(泊)
(合計 10時間23分・距離 12.6km・登り1155m / 下り1148m・休憩1時間47分)

塩見岳をピストン。
必要な荷物だけザックに入れ、残りは小屋の個室にデポして軽装で出発しました。

塩見小屋までは森の中をひたすら歩く道。正直、そこまで面白みはありません。
でも小屋で一服してからの塩見岳の登りは、天気も良くて暑かったけれど、景色がすばらしかったです。

山頂からの眺めを堪能したあとは塩見小屋まで下って大休憩。相方は小屋でカップラーメンを食べていました。
その後は特に問題なく、三伏峠小屋に戻って再び宿泊。


3日目(2024/8/13・火)
4:06 三伏峠小屋 → 4:51 鳥帽子岳 → 6:13 小河内岳 → 9:57 高山裏避難小屋 → 13:52 前岳 → 14:25 荒川中岳 → 14:25 荒川中岳避難小屋(泊)
(合計 10時間51分・距離 12.3km・登り1458m / 下り975m・休憩2時間46分)

この日は三伏峠を出て、いよいよ荒川三山へ。午前中は天気が良く、開けた景色の中を歩けて気持ちがよかったです。

高山裏避難小屋でしっかり休憩をとったあと、ついに荒川三山への急登。険しくはないけれど、とにかくひたすら急坂。さらにザレ場が続き、体力をゴリゴリ削られました。

前岳に登る頃にはガスが出始め、すぐに雨も降り出したのでレインコートを着て中岳へ。

中岳を越えたところで小屋に到着。この日の夕食はお決まりの「うまかっちゃん」。雨音を聞きながら早めに眠りにつきました。


4日目(2024/8/14・水)
2:58 荒川中岳避難小屋 → 4:17 悪沢岳(東岳) → 5:55 千枚岳 → 7:30 駒鳥池 → 12:29 椹島ロッヂ(下山)
(合計 9時間50分・距離 14.0km・登り441m / 下り2385m・休憩1時間52分)

最終日は下山後にゆっくりしたかったので、暗いうちに出発。
ヘッデンを付けて岩場を登り、稜線で美しい日の出を迎えることができました。

そこからは椹島までのひたすらの激下り。
延々と下って下って、ようやく椹島に到着。一息ついたところで鼻血が出てきて、血を出したままバスに乗り込み、今回の山行は終了しました。


まとめ

塩見岳の鋭い双耳峰、荒川三山の広がりある稜線、そして長い下山路。南アルプスの奥深さを存分に味わえた4日間でした。

そしてこの山行で、日本の3000m峰27座をすべて踏破
長年の目標を達成できた記念すべき旅となりました。

またいつか、椹島から逆に登り返してみたい…そんな思いを残して、南アルプスの旅を終えました。

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