2025/8/11(月)
2日目の行程はこんな感じでした。
6:50 烏帽子小屋 → 6:55 キャンプ場 → 9:57 野口五郎小屋 → 10:32 野口五郎岳 → 11:07 真砂岳 → 12:35 東沢乗越 → 13:24 水晶小屋
(合計 7時間03分・距離 9.1km・登り834m / 下り465m・休憩27分)
大雨と暴風のスタート
この日も朝から大雨と暴風。
本当なら烏帽子岳に登ってから出発する予定だったけど、完全に諦め。これはまた次の機会にとっておくことに。
小屋にいても仕方がないので、ゆっくり目に出発。
稜線に出た瞬間の風がすごすぎて、体ごと持っていかれそうになる。あと普通に寒い。
途中、ほんの一瞬だけ雲の隙間から太陽が差して、虹が出た。
荒天続きのなかで見えた虹は、やたらきれいに感じました。

雨と風の合間に出た一瞬の虹。
この日いちばんのご褒美でした。
野口五郎岳へ
虹はすぐに消えて、また雨。
野口五郎小屋で少し休憩してから再び歩き出す。
小屋を出て少し登ると、すぐに野口五郎岳の頂上に到着。
裏銀座に入って初めてのピーク!
…のはずなんですが、あたりはガスで真っ白。何も見えない。
とりあえず写真だけ撮って、次へ進むことにしました。

記念すべき裏銀座最初のピーク。
けど景色ゼロ。真っ白。
水晶小屋まで
水晶小屋までは、けっこう岩場が多くて滑らないかドキドキしながら歩く。
途中には花畑ルートがあったので、暴風の稜線を避けてそっちへ。
…が、花は特に見当たらず。まあ、天気的に花どころじゃなかったのかもしれない。
最後の最後に、小屋が意外と高い位置にあって「あとちょっと」が長く感じた。
そんなこんなで無事に水晶小屋に到着。
小屋での夜
水晶小屋は乾燥室があって、かなり快適。
ただテント場はないので、ここは小屋泊まりです。
晩ごはんは小屋で食べました。
「こだわりのカレー」と丁寧に説明してもらったんですが、正直ほとんど頭に入らず。
でも「めちゃくちゃ美味しかった」ってことだけはしっかり覚えてます。
食後は適当に寝る準備。
翌日はさらに暴風の予報。予定では高天原経由で風呂に入って、雲ノ平を通ってテント泊。
でもこの天気で稜線はさすがに危ない。
相方と「どうしようかなー」と相談しながら、とりあえず翌朝の状況を見て決めることにしました。
スマートウォッチの記録
この日の行動記録をスマートウォッチで確認。
なんと風速29mって表示されていて「え、そんな吹いてたん!?」とびっくり。
体感でもすごかったけど、数字で見ると改めてヤバさが分かる。
さらに驚いたのはトレーニング負荷。
前日のブナ立尾根と、今日の暴風稜線歩きが「ほぼ同じ負荷」と判定されていて二度見しました。
いやいや、どっちもしんどいのは間違いないけど、同列扱いなのは笑う。

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