ギア概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | MINIMALIGHT(日本) |
| 製品名 | PLAY WALLET(プレイ ウォレット) |
| 価格 | 約 ¥5,500(税込) |
| サイズ | 約 6 × 9.5 cm |
| 重量 | X-PAC VX07 HS 仕様で約 15〜16 g、ECOPAK 仕様で約 19 g 前後 |
| 素材/構造 | X-PAC VX07 HS(ナイロン系の軽量・高強度素材)。カラーによっては ECOPAK 仕様もあり |
| カラー展開 | ブラック、グレー、オリーブ、コヨーテ、ネイビー、ピンク ほか |
| 機能 | 札入れ・コイン入れ・カードスロットを最小限にまとめた薄型設計。外側に引っ掛けループ |
| 生産 | 日本製(国内ブランド) |
購入のきっかけ
登山で使う財布に求めていたのは、軽さ と 丈夫さ、そして 必要十分 の機能だけ。
行動中にお金を使う場面は、トイレの小銭や自販機、山小屋での飲み物程度です。
大きな長財布を持ち歩く理由はない。
ポケットに入れても気にならないミニマルな一枚を探して、辿り着いたのが MINIMALIGHT / PLAY WALLET でした。
色は コヨーテ を選択。
落ち着いた茶系で山の装備にも街の服装にも自然に馴染み、汚れが目立ちにくいのも好印象。
レザー版の美しさにも惹かれましたが、外ループがない 仕様だったため見送り。
登山での落下防止や取り回しを考えると、ループ付きの X-PAC 仕様が自分の使い方に合っていました。
人気が高く いつも売り切れ。
入荷待ちを繰り返して、ようやく手に入れたときの満足感は今でも覚えています。
実際の使用シーン
使い方はシンプル。山でも街でも、ズボンのポケット運用が基本 です。
手のひらサイズと薄さのおかげでポケットのラインを崩さず、歩いていても存在を忘れるほど。
日常はキャッシュレス中心なので、このサイズ感と容量がちょうどいい。
クレジットカードと交通系IC、身分証に少額の現金だけを入れて、普段使いでも出勤でもそのままポケットに入れて出られます。
平日も休日も “同じ一枚” で回せるのが、思っていた以上に快適でした。
登山では、ちょっとした支払いのタイミングにサッと取り出し、終わればそのまま戻す。
この “気軽さ” が、装備全体の身軽さにそのまま効いてきます。
外側の小さなループには ミニカラビナ+家の鍵 をセット。
「財布+鍵」をワンセットにしておくと、出発前の “あれどこだっけ” が消えて、山でも日常でもそのままポケットに入れて出られます。
使い心地と気づいた点
まず 軽さが正義。
X-PAC の張り感が型崩れを防ぎ、縫製も丁寧。薄くても腰があり扱いやすいです。
お札は数枚、カードは 2〜3 枚、小銭を少し。
このあたりに収めると最も使いやすく、開閉もスムーズ。
詰め込みすぎると厚みが出て扱いづらくなるので、ミニマル運用が前提 の設計だと感じます。
防水については 過度に期待しない スタンス。
完全防水ではないので、雨の日は諦めて濡らしています。
実際に濡れて困るのはほぼ お札だけ。カードやコインは気になりません。
素材自体は 乾きが早い ので、濡れてもさっと拭いてポケットに戻せば実害は少なめ。
気になる人はジップ付きの小袋を併用すれば良いですが、私はそこまで神経質にならず使っています。
コヨーテ の色味は山でも街でも浮かず、使い込むほど “こなれた” 表情に。
小さな外ループは役立ち度が高く、鍵と一体化することで 紛失リスクも低減。
存在感の薄いミニ財布だからこそ、ループの一手間が安心感を生みます。
まとめ
PLAY WALLET は、必要十分 を研ぎ澄ました ミニ財布。
軽く、薄く、強く、そして扱いが気楽。
山でも街でもポケットに一枚入れておけば、それだけで身の回りが軽くなる感覚があります。
完全防水や大容量は求めない。
最小限の現金とカードで動くスタイル、そして日常もキャッシュレス中心という人にはジャストです。
外ループに鍵を下げて ワンセット化 できる使い勝手も、登山者目線で見逃せないポイント。
入手難易度は玉にキズですが、再入荷を待つ価値は十分。
手にした瞬間、その理由がわかる一枚。
ミニマル派の旅と日常、そして通勤にも気持ちよくハマる財布 でした。


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