登山の日焼け対策は、日焼け止めを塗れば終わり。以前は、なんとなくそう考えていました。
でも山では、汗をかきます。タオルで顔を拭き、ザックのショルダーベルトで肩まわりが擦れ、行動中に塗り直すのが面倒になる。きちんと塗ったつもりでも、下山後に首の後ろや手の甲だけ焼けていることがありました。
そこで今は、日焼け止めだけに任せず、帽子やサングラス、長袖、サンフーディを組み合わせています。全部を厚くするのではなく、塗る場所と服で隠す場所を分ける。私にはこの方が続けやすく、山でも気持ちが楽でした。
先に結論:日焼け止めと服は、どちらか一方にしない
顔のように服で覆いにくい場所は日焼け止め。腕や首、手の甲のように長時間日に当たりやすい場所は、できるだけ服でも守る。今の基本はこの組み合わせです。
日焼け止めは軽くて、気温が高い日にも使いやすい反面、汗や擦れで落ちます。服は塗り直しが要りませんが、暑さと蒸れが増えます。
だから「どちらが強いか」ではなく、その日の暑さ、日差し、風、歩く場所で負担の少ない方へ寄せます。
日焼け止めだけだと、塗り直しで止まりやすい
朝、登山口で塗るところまではできます。問題は、そのあとです。
汗をかいた顔を拭いたあと。休憩でザックを下ろしたあと。稜線へ出る前。塗り直した方がいいと分かっていても、手が汚れていたり、次の行動を急いでいたりすると後回しになります。
私は、日焼け止め、虫よけ、保湿を別々にすると面倒になりやすいので、For famのアウトドアUVミルクのように一度で済ませやすいものを使っています。最強の数値を追うというより、実際に塗る回数を減らさないためです。
それでも、塗った場所を一日中そのまま守れるわけではありません。特に鼻、頬、耳、首まわり、手の甲は、汗やタオル、ウェアとの擦れを受けやすい場所でした。
服で守ると、塗り直す場所を減らせる
キャプリーン・クール・サン・フーディを着て便利だったのは、腕だけでなく首の後ろと手の甲まで覆いやすいことでした。
フードをかぶれば首まわりを隠せて、サムホールを使えば袖が手の甲まで伸びます。トレッキングポールを持っていると、手の甲はずっと上を向きがちです。そこを服で覆えるのは、地味だけれど安心感がありました。
雨で絞れるくらい濡れた時も、着たまま歩いているうちに1時間ほどでほとんど気にならなくなりました。濡れても戻りやすいので、日差し対策のために長袖を着続ける負担が小さかったです。
ただし、長袖なら何でも快適というわけではありません。首元が狭く、フードもある分、真夏の低山や風のない樹林帯では少し暑く感じます。
低山の蒸し暑さと、高山の強い日差しは分けて考える
真夏の低山は、日差しより蒸し暑さがつらいことがあります。樹林帯が長く、風が抜けない日は、フードなしの薄い長袖や半袖に日焼け止めを足す方が楽です。
一方、森林限界を越えた稜線や、日差しを遮るものが少ない縦走では、服で覆う利点が大きくなります。風があれば長袖でも熱を逃がしやすく、何度も腕や首へ塗り直す手間も減ります。
私なら、低山の樹林帯は日焼け止め寄り。夏の高山や長い稜線はサンフーディ寄りにします。同じ晴れの日でも、歩く場所で答えは変わります。
それでも日焼け止めを手放せない場所
サンフーディを着ても、顔は残ります。帽子のつばだけでは、頬や鼻、照り返しまで完全には防げません。耳も意外と忘れやすい場所です。
だから、顔、耳、首元の隙間には日焼け止めを使います。袖をまくる可能性があるなら手首にも塗ります。
服で大部分を守り、露出する部分だけ塗る。これなら塗り直す範囲が狭くなり、休憩中にも手早く済ませられます。
暑さを我慢してまでフードをかぶらない
日焼けを避けたいからといって、熱がこもる状態を我慢するのは違うと思っています。
登りで暑くなったらフードを外す。樹林帯では帽子だけにする。風のある稜線へ出たら、またフードを使う。サムホールも、時計を見づらい時や手が暑い時は外します。
サンフーディは着た瞬間から最後まで固定して使うものではなく、日差しが強い場所で守る範囲を増やせるウェアです。脱ぎ着より小さな調整で済むのが良いところでした。
私が山へ持っていく組み合わせ
今のところ、基本は帽子、サングラス、日焼け止めです。そこへ、ルートに合わせて薄い長袖かサンフーディを足します。
- 暑い低山、樹林帯中心:薄い長袖または半袖+日焼け止め
- 夏の高山、稜線が長い日:サンフーディ+露出部だけ日焼け止め
- 長時間行動:塗り直し用の日焼け止めを取り出しやすい場所へ入れる
- 雨や汗が多い日:タオルで拭いた場所を休憩時に確認する
対策を増やしすぎると、準備も行動中の管理も面倒になります。全部を完璧にするより、自分が続けられる組み合わせを決めておく方が、結果として焼けにくくなりました。
使っているサンフーディと日焼け止め
キャプリーン・クール・サン・フーディの暑さ、乾き方、首や手の甲の守りやすさは、こちらで詳しく書いています。

For fam アウトドアUVミルクを山の朝に使う理由はこちらです。

まとめ
登山の日焼け対策は、日焼け止めか長袖かを一つに決めなくて大丈夫です。
日焼け止めは、顔や耳など服で隠しにくい場所へ。サンフーディは、腕、首の後ろ、手の甲のように長時間日に当たる場所へ。低山の蒸し暑さと、高山の強い日差しを分けて考えると、無理のない組み合わせが見つかります。
一番避けたいのは、対策が面倒になって何もしなくなること。暑ければフードを外し、日差しが強ければまたかぶる。塗る場所を減らしながら、必要なところだけ守る。それくらいの使い分けが、私にはちょうどよかったです。

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